2010-01-01から1年間の記事一覧

終りました

佐々木中が、「文学は終らない」って書いてたけど、完全な言いがかり。 酔っぱらいに、「電車は終りました」って言ったら、「なにを〜?! 終っただぁ〜? 電車が終ったなら、なんで駅が建ってんだぁ?! 電車が終ったなら、駅なんかいらないだろが〜! 電車…

空しい

「廃虚写真」の丸田氏敗訴 地裁、類似本差し止め認めず 2010年12月21日19時42分 「廃虚写真」で知られる写真家の丸田祥三氏が、自分が撮影した変電所跡や鉱山跡をまねた写真集を出版されて著作権を侵害されたとして、写真家の小林伸一郎氏に約630万円の損…

パースの類似記号

写真をパースのインデックスで説明するのは、間違いだと今でも思っている。ロザリンド・クラウスも田中純も倉石信乃も、そしてパース本人すら間違っている。 写真は類似記号だろう。「パースの記号学」の米盛裕二が正しい。 「インデックス」をことさらに取…

経堂中古レコード屋

あのレコード屋は、閉店したようだ。 経堂「ホームランレコード」。野次馬根性で、末期になにがあったが知りたい。

ひたすら中古レコードを聴いていた

ENNIO MORRICONE "Once Upon a Time in the West" レコードプレーヤーが来た。「こんなもんか?」っていう程度に調節して、昨日買ったエンニオ・モリコーネをかける。いいねえ! エンニオ・モリコーネ! こんなもん、ジャケットがなかったら買わないよなあ。…

浮かれて中古レコードを買いに出かけて恐いものを見て

レコードプレーヤー買った。明日届く。嬉しくってわくわくして落ち着かないので近所の中古レコード屋へ出かけてみた。 ☆ そこは、つげ義春「無能の人」の世界だった。....... いきなり恐いものを見てしまった。 ☆ とりあえず店内ぐしゃぐしゃ。在庫が…

国家の暴力装置

「国家の暴力装置」っていう言葉が気になって調べてるんだが、見つからない。マックス・ヴェーバーに見当たらない。レーニンは「国家装置」とは使ってるが「暴力装置」とは使ってない。アルチュセールも同じ。今村仁司にも萱野稔人にも見当たらない。 ない。…

楽しくない

楽しくない。 ☆ そもそも五衰とは、天人命終の時に現われる五種の衰相を云い、出典によって多少の異同がある。 すなわち増一阿含経第二十四には、 「二十三天に一天子あり、身形に五の死の瑞応あり。云何が五と為す、一に華冠自らが萎み、二に衣裳垢扮し、三…

ひとりいきひとりゆかむといひおかん

ひとりいきひとりゆかむといひおかんさばかりたけきわれならなくに

遺体は兵士によって古タイヤと一緒に焼かれた

伝えられるところによれば、1998年4月15日にポル・ポトは心臓発作で死んだ。しかし遺体の爪が変色していたことから、毒殺もしくは服毒自殺の可能性もある。遺体は兵士によって古タイヤと一緒に焼かれた後、埋められた。 (Wikipediaより) 写真界が、ポルポ…

足は手は支那に残して

足は手は支那に残してふたたび日本に 種田山頭火

本城直季の理不尽な振舞

本城直季は、雑誌の仕事も全部、4×5のネガでこなすそうだ。 この理不尽さに感動した。 このエピソードだけでも、彼の「木村伊兵衛賞」は正当なものだろう。 僕も本城直季の態度をパクって、webのブログに載せる写真を全部4×5のポジで撮ることにしよう。 640×…

合理的判断が寄ってたかって不合理な結末を呼び込む

☆ 新宿「ベルク」が、まだまだ立ち退き勧告を受けているらしい。 鬱陶しい話だ。 新宿「ベルク」立ち退き問題、「大資本の言いなりになるのは云々」っていう社会正義の部分もあるにはあるんだが、そっちは余り興味がない。本音を言えば、こういう話は、暑苦…

おたく

「おたくがあたったらどうだ」とナルティーは言った。「おい、ちょっと待て」とナルティーは言った。「ただのつまらん軽口じゃないか。ところでおたく、今それほど忙しくないんだろう」「おたく、警察と面倒を起こしたことがあるだろう。そんことはないとは…

売国奴のスゝメ

へそ曲がりなので、「尖閣諸島問題」についても中国側の言い分が知りたくて、「Diaoyu Islands」についての文章漁ってたら、中国側が根拠にしてる論文の筆者名が、「Kiyoshi Inoue」とあった。 Kiyoshi Inoue, a renowned Japanese historian, confirmed in …

フリードランダーの代表作

Some of his most famous photographs appeared in the September 1985 Playboy, black and white nude photographs of Madonna from the late 1970s. A student at the time, she was paid only $25 for her 1979 set, and in 2009, one of the images fetc…

百年前の絵はがき

経堂駅で出店してた古本屋で買った絵はがき。名古屋港。 名古屋の鶴舞公園 で、御器所の家から持って来た絵はがきをひっくり返してみた。 「名古屋開府三百年記念絵はがき」 今年が、開府400年だそうだから、百年前の絵はがき。 満蒙資源館発行の絵はがき 名…

みんな、なに食べてたんだろ?

岩村暢子「家族の勝手でしょ!」が相変わらず気になる。 このところ、気になり出したのは、「20世紀、主婦はそうそうきっちり毎食食事を作っていたのか?」ってこと。 岩村暢子の調査は、20世紀の終わり頃、「最近、主婦の作る食事に変化が生じたのでは?」…

玉虫色の大トカゲになった王様

「玉虫色の大トカゲになった王様」の夢を見た。 美人魔女とのSMプレイ最中に玉虫色の大トカゲに変えられてしまった王様。「人間に戻してくれ!」と頼んでも「まだダメ」とじらされる。「わたしは王だぞ!」と思わず怒るが、「でも今はトカゲ。そのうち、戻し…

山崎元の屁理屈

山崎元さんの評論は好きだ。 明快な論理、冷静な分析、愚はおかさないように諭すが、冒険することも恐れない態度。相撲好き、ポクシング好き、カメラ好きなところも嬉しい。いつも楽しんで読ませてもらっている。 ☆ さて、「山崎元のマルチスコープ」に「「…

岩村暢子「家族の勝手でしょ!」

岩村暢子「家族の勝手でしょ!」が面白い。 主婦に一週間の食事内容を使い捨てフィルムカメラで撮影させ、くわえて事後調査もしたもの。写真いっぱい。フラッシュ一発の使い捨てカメラだから、生々しい! 内容はすげえ。うすうすは知っていても実態としては…

マンガとパチンコ

マンガというのはね、パチンコと同じで、ストレスを解消しなくちゃならん。だからそんなに名作である必要はないんです。ましてやあんた、マンガ批評家だなんて。だからパチンコ屋の隣でいいんですよ。娯楽をバカにすることはないですよ。(水木しげる) http…

贋もの山田大輔宣言

画家になることにした。 「画家の山田大輔です」。 絵画の芥川賞と言われるVOCA展(旧安井曾太郎賞)作家です。 元写真家で、リクルート社主催「ひと坪展」、キャノン社主催「写真新世紀」等で、好評をハクし、川崎市市民ミュージアムでは映像作品の上映も行…

1971年の今野雄二

「平凡パンチ」1971.4.26ナショナル小型冷蔵庫の企画広告? アンアン編集部在籍時。 本文には「平凡出版独身寮の4畳半云々」とある。

人ではなく奴隷募集

「【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します」って書いてあるが、どうも「求人」はしていない様子。求められているのは、「人」ではなく、便利に効率よく使える「奴隷」という「物」のようだ。 端的に言うと、自分の時間を切り売りし…

デュシャンの写真論

親愛なるスティーグリッツ たとえ数語でも書きたい気が起きません。 あなたは、私が写真についてどのように感じているか的確にご存知です。私は、写真が人々に絵画を軽蔑させ、ついには何か他のことが写真を耐えられないほどにしてしまうように願っています…

ラジカル・ガジベリビンバ・システム

心霊写真 係の者 どっちがBAKAだ 笑われる13日の金曜日 未知の贈りもの 1 ☆ 未知の贈りもの 2 ☆ 未知の贈りもの 3 ☆ 未知の贈りもの 4 ☆ 未知の贈りもの 5 ☆ 未知の贈りもの 6 ☆ 未知の贈りもの 7 ☆ 未知の贈りもの 8 ☆ 未知の贈りもの 9 -End ラジカル・ガ…

向かいのお嬢さんへ

7月24日 向かいのワンルームマンション二階のお嬢さん、 ベランダに出る時は短パンブラジャーの上にTシャツも着て下さい。 窓閉めようとして窓際に立ったら上半身ブラジャーのお嬢さんが視界に入って来たんで、慌ててカーテン引いた。 なんで僕が慌てねばな…

2030年代のダメ人間たち

ビートたけしが漫才師として映画に出てた頃の映画界って、演出陣は東大出のエリートのナレのはてばっかだったらしい。東大出の監督たちがどうしようもないんだって話をラジオ深夜番組でえんえん喋ってたっけ。 それらの演出陣を見て、ビートたけしは、「あれ…

麻薬王:パブロ・エスコバル

Pablo Escobar ☆ 朝日新聞「「麻薬王」の息子、父の犠牲者の遺族へ償いの行脚」にある映画「父の罪」の一部は、YouTubeで見れる。 ☆ Sins of my Father ☆ Pecados de mi Padre - Pablo Escobar Documentary ☆ YouTubeには「罪な父」=パブロ・エスコバルの方…