パースの類似記号



写真をパースのインデックスで説明するのは、間違いだと今でも思っている。ロザリンド・クラウス田中純倉石信乃も、そしてパース本人すら間違っている。
写真は類似記号だろう。「パースの記号学」の米盛裕二が正しい。
「インデックス」をことさらに取り上げるのは、写真の「分離」を言うためなのだろうが。
事態は、フォトショップによるレタッチの全盛を見るにつけ、はっきりしている。
「似顔絵」も「肖像写真」も同じ手続きで了解されているし、誰も両者の区別なぞしてはいない。
「写真はイコンとしてのみ機能している」。




パースの記号学

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