飯沢耕太郎が喋ってる。キノコ?・・・・ふーん。面白くない。面白くはないが、当然と言えば当然。飯沢耕太郎は、「つまんない」ことが売りの人だから。斬新な論旨やら切迫感のある論題やらとは無関係に、律儀に、地道に、こまめに、実直な研究成果を披露していく評論家。なんせ、イラク戦争の時のシンポジウムで、クリミア戦争の写真の話をしてた。そこまで外れるとちょっとあっけにとられる。トボケてるのかボケてるのかボケなのか。しかし、「意図的なトボケ」ってよりはそういう人なんだろ。
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律儀に起伏なくいつまでもつづく飯沢耕太郎な主調低音? 桐野夏生「OUT」を思い浮かべながら、飯沢耕太郎の話し振りを聴くともなく聴くと、「ああ九十年代ってこういう時代だったのか」と納得いく。
低賃金過重労働の時代の写真評論家が飯沢耕太郎だ。明日なき過重労働に耐えて耐えて耐えてなんとか継続される、日々のしあわせな日常生活。賃労働から除外されていた「女の子」だけが、特権的に日常生活の多幸感に浸れたのだろう。労働なき日常という特権的な生活のスナップが「ガーリーフォト」? しかし、それらの多幸な日常生活もまた賃労働にも似て、えんえんとして、その実、空疎でなにもなかった。なにもなかったにも関わらず、「・・・でもさ、なんかいいんだよなぁ・・・」と飯沢耕太郎の低音で褒めそやされる時、「そうだよね、世の中ってこんなに平穏なんだよね」と”偽装”にはうってつけの内容に変じた。だが、だ。だが、十代二十代女子たちが刹那の多幸感に浸っていようとも、その実、偽装請負やら不当解雇やら超過金利やらが公然と横行し、過労と焦燥感で死にかけながら、それでも「生きろ」とばかりに生存を強制されているような明日なき地獄が広がっていたのが九十年代だったのだ。飯沢耕太郎の単調な低音にも低賃金偽装請負にも「痛みを伴う改革」にも多重債務にもうんざりして死にそうになって出口なく膨張し、「未来なんてないだろ?!」と爆発した先の出来事が、地下鉄サリン事件であり酒鬼薔薇事件だったのか。
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ともかく面白くなかったので、聴くのは止め。
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昨日。
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朝食
コールスロー(カテージチーズ50gピーマンニンジンピーマンタマネギ50gづつキャベツ140gバルサミコ酢オリーブ油小さじ2づつ藻塩1.25g)、マッシュポテト(ジャガイモ160g無塩バター10gバジル少々)
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高円寺の高野青果で買い物。
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珈琲館で紅茶。今後の予定をノートに万年筆でリストアップ。上手く行けば夏頃までにはひととおり面倒な用事は終りそう。なんとかなるか。
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夕食
野菜カレー(トマト200g茄子120gタマネギ100gニンジンピーマン50gマッシュルーム1パックニンニク生姜30gづつカレーパウダー大さじ1コチュカル小さじ1オリーブ油小さじ2藻塩1.25g)、マッシュポテト(ジャガイモ330g無塩バター15gバジル少々)、仮面サイダー350ml
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一日で、1239kcal、タンパク質25.3g、塩分2.7g。カロリーが足りないか。まあいいや。まだだいぶ脂肪に余録がある。
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今日。
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朝食
コールスロー(カテージチーズ50gキャベツ140gタマネギニンジンピーマン50gづつバルサミコ酢オリーブ油小さじ2づつ藻塩1.25g)、マッシュポテト(ジャガイモ190g無塩バター10g黒胡椒バジル少々)
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高円寺まで歩く。高野青果で買い物。
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激辛茄子とキノコのトマト煮(茄子260gマッシュルーム130gエリンギ110gトマト340gタマネギ100gニンジンピーマン50gづつニンニク30gオリーブ油大さじ1オレガノクミンコチュカル小さじ1づつ藻塩1.25g)、マッシュポテト(ジャガイモ340g無塩バター20g黒胡椒バジル少々)、仮面サイダー350ml
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にんにくトマトオレガノクミンでまとめようと思ったてたんだが、パンチが欲しくなって、コチュカル小さじ1投入。激辛にしてしまった。オレガノはカロリータンパク質ともに微量らしい。クミンはカロリーは微量らしいがタンパク質不明。気にする程でもないってことか。ジャガイモにもっとバターつかっても良かったかもね。無塩バターをカルピス特撰バターにしてからバターの減りが早い。
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聖書を読みたいが、目がいまいち見えん。桐野夏生「OUT」も気になる。九十年代の頃の、結婚やら新聞屋やらラーメン屋やらの辛く救いなく出口のない生活の記憶をちくちくと刺激されて辛い。