菜切り包丁杉作J太郎小泉竹中改革の死屍累々

主食をジャガイモにしてみた。タンパク質制限、カロリー制限、塩分制限、どれも上手く行った。なるほど。

キムチが使えそうなことを発見。問題になるのは塩分だけ。あれだけ強烈な味なら少量で使えそうなので、四谷三丁目の朝鮮食材のお店に買いにいった。キムチ、コチジャン、コチュカル、胡麻油を購入。水飴も売ってた。どう使うんだろ? 韓国料理レシピの本でも買うか。「秦如美さんに習う」とかって手もありそうだが。教えてくれるかな。

昨日、神田に用事で出かけて、帰りにふらついてたら、菊一文字の店があった。包丁見てたら、きちんとした菜切り包丁が欲しくなって買っちゃった。菜切り包丁ってはじめて使うが、便利。高い包丁なんて修行した料理人が使うもんだと思ってたけど、高いだけある。グンと手際が良くなった気分。タマネギの仕込み、ピーマンの着込み、キャベツのミジンギリ・・・。さくっとできて、ストレスがない。調べたら、「プロ用」の包丁は、十万くらいするんだ。どんなに切れるんだろう? とちょっと欲しくなるが、きっと手入れができないだろうから買わない。


松江哲明の「童貞の教室」読了。つづいて、杉作J太郎「恋と股間」を読むが面白くない。実証のない信念の開示にすぎない。またの名を「親父のセッキョー」。「その根拠は?」の部分が、杉作の思い込みにしかない。データとして薄すぎる。実用書として役に立たない。思えば、冒頭に、「断られるところから営業ははじまる」をもじって、「断られるところから恋愛は・・・」とはじまっていた。そもそもが、朝礼の訓示にも似て活力を与えようとしている行為が限りなくこちらの意気地を奪う、あの「セッキョー」の形を借りた恋愛実用書なのだろう。「セッキョー」の目的は、聞き手を奮い立たせることではない。話し手のプライドを維持することだ。この書もまた、誰かに恋人ができることを狙ったというよりは、杉作J太郎のプライドを繕う目的なのだろう。まだ途中だけど、やめた。「こっちが苦痛を忍んで応援してやったのに、負けたチームの高校球児が女とデートするなぞ言語道断」的な阿呆な文言を読んでやんなったので、読むの中止。応援団の信念の押し売りは、なにも生まない。腎不全におかされた余命を無駄に使いたくないので、止め。

朝食

コールスロー(カテージチーズ50gキャベツ170gニンジンタマネギピーマン50gづつバルサミコ酢オリーブ油小さじ2づつ藻塩1.25g)、マッシュポテト(ジャガイモ160g無塩バター6.5g黒胡椒)、トマトジュース190g

夕食


韓国風野菜炒め(茄子140gニラ100gタマネギピーマンニンジン50gモヤシ100g椎茸6個胡麻油大さじ1コチジャン小さじ2コチュカル小さじ1キムチ50g)、マッシュポテト(ジャガイモ320g無塩バター6g黒胡椒少々)、ウルトラコーラ350ml

1200kcal、タンパク質28g、塩分4g弱。主食をジャガイモに切り替えたら、よい数字。ハラへったら、「ウルトラコーラ」かな。「仮面サイダー」が売り切れてるから。

小泉俊明議員の「小泉竹中改革批判」が面白かった。正論なのだろう。

そこで、まず、平成十三年、小泉総理登場以来のここ十年間の経済の現状を簡単に振り返ってみます。
 すると、まさに死屍累々であります。
データを簡単に読み上げますが、マクロ経済で見ても、GDPが、先進諸国で一カ国だけ伸びないどころか減少を続けています。一人当たりのGDPは三位から十八位に後退をいたしました。税収は減少をし、国債の発行額だけが増大をしております。
ミクロでは、自殺者はここ九年間で二十九万人、十年間で七万人死亡しましたベトナム戦争の四倍にも上っています。倒産数は九年間で十四万件、破産はここ八年で百五十五万人。犯罪数も、平成十四年に二百八十五万件という史上最高を記録し、平成十三年からの八年間で一千九百万件にも達したわけであります。生活保護世帯も、平成十二年の七十五万件から、九年で一・五倍の百十五万世帯。働く国民の三分の一、一千七百万人もの、特に若い人たちが、あすをも知らぬ契約社員となったわけであります。実収入、可処分所得、消費支出も減少を続けています。
結果から見まして、この小泉改革は、日本経済、特に地方経済の衰退と中小企業の疲弊と犯罪の増加と国民生活の破壊を招いたとしか言いようがないわけであります。

http://rickoshi001.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/03/post_1146.html
それにしても、「小泉改革」の「痛み」を国民がこぞって歓迎したんだよね。不思議でならない。ニッポン人って、理由如何にかかわらず、「痛い」のが好きなのか? ただただ痛めつけられて喜んでるのは、「マゾ」じゃなくて、単なる「バカ」だろう。

注文したことを忘れていた、Amazonで「1円」だった桐野夏生「OUT」が届いた。良いタイミングなので読み始める。田川建三訳聖書も読みたいんだが、目が見づらくて、細かい論証を追うのが辛い。


恋と股間 (よりみちパン!セ)

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OUT(アウト)

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