フィギュアと公共彫刻のアナロジー


☆近代美術館とか見てると、「これってフィギュアじゃん」「ピンナップじゃん」とよく思う。
荻原守衛「女」http://www.rokuzan.jp/sakuhin/women.htmとかって、雑作が雑なフィギュアだよね? 両手後手縛りのソフトSM体勢にしか見えない。「なんで服着てないの?」って、考えると「性行為中だから」って答えが一番真っ当な気がするし。

☆そういえば、以前、若桑みどりが「戦後公共彫刻には裸の女が多すぎる!」と突っ込んでたけど、その通りだと思う。 なんでそこら中に、女の人が意味なく裸で立ってんのか理解できない。「パンチラ型」(若桑ゼミ)少女像も多いし。「戦前公共彫刻」は、武将ばっかなんだけど。
「戦前型公共彫刻」=武将彫刻が、ロボット系フィギュアに対応し、
「戦後型公共彫刻」=裸婦像が、萌え系に対応してる。

☆ なんだ、ニッポンの文化官僚って、ずっとオタク系の連中なんじゃん。最近になってかわった訳じゃない。

☆となると、やっぱり、オタク文化を「ニッポン固有の文化」として、国家がバック・アップするのは、歴史的必然?  嗚呼・・・・・。



☆書いてて、悲しくなって来た。 マンガに関わると頭悪くなりそう・・。
(写真に関わっていて、頭良くなるってこともない。断言)