「働いたら負け」なのだ

ニートブームの頃、「働いたら負け」っていうのが流行ったが、2010年の今日、或る意味正しいのだろう。急いで付け加えるが、「働く」とは「労働」一般のことではなく、「賃労働」のことだ。21世紀ニッポンでは、賃労働者はぼろぼろになるまで使えるだけこきつかって人件費を抑制するのが、美徳とされている。よって、「賃労働」するとは、1日14時間も時給千円以下で雇主によって拘束されることを意味する。当然、余暇は一切ない。
さて、今日、奇妙な「公益法人」が政治的権力になりつつある。ホワイトリボンなんとかとかバースなんとかとかいったカタカナ名称のついた法人だ。営利目的ではなく、と言って「宗教法人」やら「学校法人」といったわかり易い肩書きのないカタカナ団体の公益法人。それらの団体代表がスルスルっと政治の中枢に入り込み、委員会に「ドン!」と居座って政策指導をしてしまう風潮がある。ふむ。
そして、これら権力中枢への近道である「公益法人」は、非営利団体だから、当然活動はボランティアな余暇活動でもあるのだろう。となれば、活動するためには、「余暇」がなければならない。しかし、「賃労働する」=「働く」ことは、「余暇」を失うことであった。「余暇」を失うことは、「公益法人」活動はできないことであり、政策決定へのショートカットを失うことであり、政策誘導の方途を失うことであり、権力の日陰者として政権意思の恩顧から外れることであり、従って「負ける」ことである。
「働いたら、負け」なのだ。






参照:「規制に反対するヲタクは認知障害者
(”バースコーディネーター”大葉ナナコの東京都「青少年問題協議会」での「酷い漫画の愛好者達はある障害を持っているという認識を主流化していく事は出来ないものか」「性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか」「彼らに認知障害があり、暴力的だという事が分かっていれば、証拠が無いのに法規制出来るのかという主張を論破出来る。そうした対策を考えていきたい」等の発言を読みつつ、彼女の肩書きやら活動やらを眺めつつ)




夜、酒を呑んだ。「獺祭」っていう銘柄。熱燗にして、升酒。あてはトコロテンと海苔と天かす。

朝食

コールスロー(キャベツピーマンタマネギバルサミコ酢オリーブ油藻塩)、トースト(食パン無塩パター)

カテージチーズとトマトジュースなし。

Twitter経由で、「東京都青少年健全育成条例改正問題」っていうのを知って不機嫌。これだけ文化が縮小している時期にまだ綱紀粛正が足りないと思ってる連中がいるのか?! 特に「バースコーディネーター」とかいう怪しげなカタカナ職業の女が差別感情丸出し。「石原都政だもんなあ」とか言ってらんないよな、ここまで来ると。またいたってポジティブで健康的で健全で低偏差値。こういう健康美溢れるおバカさん連中が差別と排除と規制強化の担い手の中心にいるんだなあ、と。暗澹として暗い気持ち。

経済恐慌の五六年先に貧困の底が来て人々が恐慌しだすとしたら、リーマンショックの余波が我々を襲うのは、2014年頃ってことか。日本国の存続可能性が自分の存続可能性と見事に一致してしまったので、僕の余命もその辺りがめどということか。

昼食

マロニーを茹でて、熱いまま、上に天かと海苔載せて、すし酢をかけて、胡麻油をひとたらし。

夕食。昨日作ったカレーがトマトとスープストックで水気が多すぎたので、諦め切れずにリベンジ。トマトを1個120g)にして、水気は野菜からの水気だけにした。カレーパウダーの成分みたら、コリアンダーやらクミンやら混ざっているので、カレーパウダーを大さじ2杯半使うことにし。具材は、芽キャベツ茄子マッシュルームタマネギピーマンニンジントマト。バターライスはすし酢とバターとサフランをまぜて海苔巻き。


美味かった。チリペッパーもいっぱい入れたので、強烈に辛かったが、すし酢が辛さに優しい。

高円寺で石釜焼きパン買って来た。高野青果店でキャベツキュウリピーマン買った。キャベツのものが良いねえ! テスコでトマトジュースも買った。テスコって、コリアンダーターメリックも売ってた。高円寺って便利そうだよなあ。住みたいけど、経堂へ漉す。越すこと決めちゃってから、「なにやってんだろ・・・」な気分もある。

ハラ減ったなあ。「サマーウォーズ」で、「ひとりぼっちでいておなかをすかしているのがいちばんいけない」とか出て来たが、喧しいんだよ、ババア! ハラ減らしてないと生き延びれないんだ、こっちは。

時間が経つにしたがって、「サマーウォーズ」にハラが立って来た。システムがパニック起こしてる時に90の婆さんに入れ知恵された80のじじいどもから連絡が来たらハラ立つだろうなあ。