「責任とってくれる?」

東京総合写真専門学校研究科の授業に行って来た。
(その前に日吉のパチ屋で6000円すったけど)

川崎市市民ミュージアムの深川さんも来てた。
深川さんは学生の写真のこと、良い良いって言ってたけど、あれは「川崎市として購入する意志がある」ってことなんだろうな?
絶賛してたもんな。
5万?10万? 公立美術館が3万以下で買い叩くってことはないだろ。
川崎市に売れれば、イギリス渡航費用や印画紙代くらいにはなるだろ。
めでたいじゃないか。

学生がひとりアイルランドの「ブラディ・マンデイ」をテーマに写真を撮っていた。う〜ん。川崎市市民ミュージアムの深川学芸員は無責任に激賞していたが、どうなの?
日本人にとって、「光州事件」の光州、「南京虐殺」の南京、関東大震災の「朝鮮人虐殺」の板橋近辺が特殊な意味を帯びるようにイギリス人にとって「デリー」は特殊な意味を帯びる都市なのだろう。
そこの住宅にパブリックアートとして壁画がほどこされているということ。
南京、板橋に、虐殺を彷彿させる石碑が立てられ、近辺の建物にパブリックアートがほどこされていたとしたら。
ただ事ではない筈だ。

「若手を潰そうと思ったら、褒めりゃあいいんです、そっちに気をとられて勝手につぶれます」と言ってたのは立川談志だが。
川崎市市民ミュージアムの主任学芸員が「激賞する」ってことの意味がわかってるのかね?
学生は当然そっちへむけて軌道修正するだろうし、なぜ深川雅文川崎市市民ミュージアム主任学芸員の助言にあわせて軌道修正するかと言えば、単に、川崎市文化行政の予算を深川主任学芸員が握っているからだ。
まあ、買うんだろうな。
川崎市の年間購入費がいくらか知らんが。
写真売りたい写真家は、日吉研究科授業に来るといいかもな。
深川雅文川崎市市民ミュージアム学芸員が買い付けに来るから。

教師同士で喧嘩されても学生たちの立つ瀬がなかろうと思って流したんだが。
次回機会があるなら、キチンと対決しなきゃね。
学生たちから授業料取って成立してるのが「研究科」の授業なんだから。
次回はきっちりやります。
学生たちは、「ひかない」ように。
講師が、真っ当に、誠実に、労賃分働くとこうなるって部分で真面目にやりますんで。

深川雅文川崎市市民ミュージアム主任学芸員に足りないのは、言動に「責任を取る」っていう最低限の感覚なのかもな。
杉田真珠もその辺りにキレてフルーツナイフを突き刺したと考えれば納得が行く。
杉田真珠に向けた言動の責任は取らなかった様子の深川雅文川崎市市民ミュージアム学芸員だが、学生に向けた「絶賛」の責任は取れるのか?
取る気がない様子なら、もう一度ナイフを突き刺すしかないだろう。
写真家は命がけなのだ、写真を見る方も命くらい賭けろ。
なまじに公費で養ってる訳じゃねえ。
「もう一度刺されるかもしれない」。
覚悟くらいあるんだろ?