「桜の園」

桜の園」をやります。「桜の園」と言って演劇はありません、映画でもありません。写真展のタイトルが「桜の園」です。「桜の園」というタイトルのグループ展をやります。
「なぜ桜の園か?」というと、いろいろある訳です。いろいろある訳ですが、山田大輔はいまいちなんで「桜の園」なのかよくわかってない感はあります。よくわかってない感は否めないのですが、「チェーホフの『桜の園』」と言い出したのは、山田大輔だったりするというややこしい状況です。ですから、たぶん、「なんで『桜の園』なの?」と訊かれて答えられそうな人間は、山田大輔しかいそうにない気がしたので、山田大輔が「なぜ『桜の園』という写真展なのか?」について書いてます。書いてしまうと、えらいもんで、「そうに違いない!」と思い込めて、誰かに「なんで『桜の園』なんですか?」と訊かれると、「こんなわけで『桜の園』です!」と答えます。短く言うと、「現在はチェーホフ的状況だ。日本は『桜の園』状態だし、今はもう『桜の園』なのだ。その中で、写真はことに『桜の園』だ。赤字赤字で常に整理対象にあがる地方美術館も『桜の園』でない訳がない。地方美術館でやる写真展なんだから『桜の園』以外ないだろう」ということです。スジが通ってます。だから「桜の園」なんです。参加メンバーは、なんというのか、だいぶ付き合いの長い友人たちが集まってということです。で、女系です。圧倒的に女系です。女系のグループに混じる感じです。まだ先ですね。7月の16日からです。僕は作品できちゃってます。他の人はまだまだ出来てないみたいです。まあ、みんな、相当に場数を踏んでる人たちばかりなので、なんとかなるんでしょう。それまでヒマなんで、いろいろ発信したり発信しなかったりします。

http://www1.plala.or.jp/yoko/sakuranosono/


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