癒し系による腹黒い陰謀

朝食

コールスロー(ピーマンタマネギ50gづつキャベツ200gバルサミコ酢オリーブ油小さじ2づつ藻塩1.25g)、トースト(石釜焼きパン40g無塩パター10g)、トマトジュース200g


良い天気。

西新宿へ。

ノーリツ→クリナップ→東京ガスショールームを巡る。とりあえずハーマンのガスコンロに決め、それを組み込む方法もとりあえず聞いて、帰って来た。

東京ガスで、「業務用ガス器具は一般家庭で使えないのか?」と尋ねたら、メーカーに聞いてみないとはっきりしたことはわからないが、実際使っている人もいるので可能な筈という答え。「ひょっとして?!」と思って家に帰ってメーカーに電話したら、去年の十月に法改正が行われ、完全に「違法」になったらしい。安全装置のついてない旧来のガス器具(調理油過熱防止装置、早切れ防止装置、全口に消し忘れ防止装置がないもの)は、使えないことになったらしい。でも業務用は除くんだって。明らかに防火対策じゃなくて、ガス器具販売政策じゃねえか。ハラ立つ。

「火力が欲しくて業務用」って訳じゃなくて、「無駄に高い買い物がしたくないから業務用」と思うんだが、法律の壁に阻まれてできない。四五万であるものが、家庭用のチマチマといかにもすぐに壊れそうないらん機能ばかりがついた格好悪いコンロを三倍以上の値で買わねばならん。納得できるわけがない。

谷口さんに教えて貰った「クロワッサンガステーブル」となんか組み合わせて使うか?と思って、見てみたら、これも「販売終了」!

女子美ヒーリングアート学科がデザインしてそうな、大葉ナナコが使ってそうな、ちまちまして、脆弱そうで、小賢しい、癒し系のキッチン用品を使うことが、法律で義務付けされてるんだもんねえ。癒し系のせいで、十万以上の無駄な出費。腹立ちが納まらない。

ブローティガンの「西瓜糖の日々」を思い出した。バースコーディネーターめいて健康美溢れる連中に追いつめられて無惨に自死する惨めで汚らしくみすぼらしく嫌われ者のマイノリティー。西瓜糖に蝕まれて死にそうだ。

夕食

麻婆野菜(ニラ100g茄子60gタマネギ30gニンジン50gもやし100gピーマン30g胡麻油大さじ1甜麺醤豆板醤小さじ1/2づつ藻塩1.25g)、酢メシ(ごはん180gすし酢胡麻油大さじ1づつワサビ海苔1枚)

疲れてハラへって手元狂いそうで海苔巻き巻かずに食った。キュウリが欲しかった。

食べ終わって十分も経ったらハラ減った。むかついてじりじりして、「みんなしんでしまえ」と思ったけど、2日続けて酒呑むのは怖い気がしたので降圧剤のんで寝た。

目が見えない。細かい字にまるでピントがあわない。





西瓜糖の日々 (河出文庫)

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