良い年をしてみっともない!


「本学教員の辞職について (2009年9月16日)」
「京滋の大学人事」
「京都大学総合人間学部教授がセクハラで辞職」
大澤真幸らしい。
大澤真幸も深川雅文も58年生れか。
どちらも浮ついて無内容な思想本を書いてる人たちだ。
思想が浮ついている分、性的な分別についても浮ついていて締まりのないことだ。


それにしても、近頃の五十代はなってない。
実に嘆かわしい。
昔の五十代はこんなことはなかった。
バイアグラが万能だろうが、カツラや育毛で薄毛を隠せようが、五十代は初老だし、老年なのだ。それなりにしていて欲しいもんだ。
「良い年をして! みっともない!」。
近頃の初老世代を戒めるためにも、この言葉を頻用すべきだろう。





「それを書いた者が笑い男のオリジナル?」
「しいて言えばですが…。私は、私が見える世界を皆に見せるための機械だ」
「ジガ・ヴェルトフ。映画監督だったかしら」
「イエス。僕は僕だけがたまたま知りえた情報の確認と伝播を、自身の使命と錯覚し奔走した」
「で、見事に玉砕。無垢な媒介者は社会システムの醜悪さに落胆し、口をつぐんだ」
「イエス。そして僕は消滅する媒介者となった。あたかも新作を発表しない事でその存在を誇張されてしまう作家のように。つまりそれは消滅する事によって社会システムの動態を規定する媒体であり、最終的にはシステムの内側にも外側にもその存在の痕跡をとどめない」
フレデリック・ジェイムスン」
「イエス。でもノー。後者は大澤真幸。言葉では知っていても実際に目の当たりにするまでは信じられなかった。オリジナルの不在がオリジナル無きコピーを作り出してしまうなんてね。あなただったらあの現象をなんて名づけますか」
「STAND ALONE COMPLEX」

(「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」第26話 「公安9課、再び」より)


大澤真幸もまた「消滅する事によって社会システムの動態を規定する媒体であり、最終的にはシステムの内側にも外側にもその存在の痕跡をとどめない」といったところか? いや、大澤真幸のオリジナルは消滅して、ちゃらちゃらと浮ついた用語を並べる後付け説明による無内容な「社会学」の模造品は再生産し続けられる?
ケッ!