落語の精神


春風亭昇太の発言

 で、そのときもおもったんです。この人たち何が楽しいのかなって。落語ファンだって言ってるけど。小言を言い返せないようなやつ見つけて、なんか言って気持ちよさそうにして、それが落語の精神なのか、と、おもいました。

堀井憲一郎「青い空、白い雲、しゅーっという落語」双葉社 より)
ISBN:4575300810