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毎度のことながら、気になる。
グリーンバーグの原文、ベンヤミンの原文、ベンヤミンの英訳は、web上にある。グリーンバーグの邦訳、ベンヤミンの邦訳は、ない。
人文系の出版社が弊害になってきているのか、単に研究者たちが印税に焦がれているのか、半端に人文書がベストセラーになっていたニューアカブームの夢が抜けないのか。カントの文章まで「青空文庫」にしかないなんて貧しすぎる。天野貞祐訳「純粋理性批判」くらい獨協大でアーカイブ作ってくれてもよさそうなもんだが。日本共産党がマルクスのアーカイブを持ってないっていうのも気になる。
http://d.hatena.ne.jp/YADA/20080315
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言葉を得た。
「日本語で考えるためのパブリックドメインが不足している」。
ヘーゲルマルクスベンヤミン、聖書コーラン法華経プラトン、アリストテレスにフロイトニーチェ・・・どれも日本語で読めるんだもん。パブリックドメインで無料配布してくれよ。ギデオン協会みたいな活動を期待してる訳じゃない。ネットに上げといてくれれば、それでいい。