裂けよ、天! 吠えよ、炸薬!

Jetzt komme, Feuer!
Begiering sind wir
Zu schauen den Tag,
Und wenn die Pruefung
Ist durch die Knie gegangen,
Mag einer spuren das Waldgeschrei.

(HOELDERLIN "DER ISTER" 1803) ISBN:361868004X



セルビアの展覧会、終ったらしい。 どうやら、「検閲」が入ったらしい。 そんなもんなんだろ。
NATOさん、また、ミサイル、落としてやってよ。 「表現の自由」に対して、基準も明示しないままに「検閲」をかけるような国は、ミサイル落とされても文句言えない。 ガンガン落としちゃってください。 セルビア人なぞ死に絶えてしまえ。

嗚呼、セルビアし、うるわし。
「やまと」の方の、うるわしき國は、自ら無理を悟ってなしくずしに解散したようだが、セルビアの方は、あいかわらずなんだろ? ほろんじゃえよ、美しき「まほろま」は、よ! 「美」と「死」は、相即にあることは、保田与重郎センセイも証明しておられるではないか! みずからに亡ぶさえ能わないセルビアは、NATOさんのお力添えで燃え尽きるのが理にかなっている。

ミサイルこそは、天のイカズチなのだ! こうべを垂れ、しおしおと撃たれるが良い。天界より降り来る聖なる火に焼きつくされるが良い! 焼尽の跡地こそ、ながうるわしき國のあらましであると悟れ!
裂けよ、天!
吠えよ、炸薬
「美」の顛末をことと知れ!









Holderlin: Gedichte Gelesen Von Bruno Ganz

Holderlin: Gedichte Gelesen Von Bruno Ganz

いまこそ来たれ、火よ!
われらはこがれる思いで
日を見るのを待っている、
まことに、試練が
ひざまずく者にとって過ぎれば、
彼は森の叫びに気づくであろう。

浅井真男訳「イスター」 /「ヘルダーリン全集 2」ISBN:4309704921
:イスターは、ドナウのこと。