NHK「どこに向かう日本の原子力政策」


「安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる」
日刊ゲンダイ
2016年8月29日

ライブだったからか、NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」は衝撃だった。
 NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論したのだが、日本の原発政策のデタラメと行き詰まりを赤裸々に語っているのだ。

実際、解説委員7人の批判は強烈だった。
 ある解説委員は、「アメリカは、地震の多い西海岸には設置しないようにしている。日本は地震津波、火山の原発リスク3原則が揃っている。原発に依存するのは問題だ」と日本の国土は原発に適さないと指摘。
 再稼働が進んでいることについても、「規制委員会が慎重に審査しているとしているが、審査の基準が甘い。アメリカの基準には周辺住民の避難計画も入っているのに、日本は自治体に丸投げだ。こんな甘い基準はない。安易な再稼働は認めるべきじゃない」と正面から批判した。

その規制委員会や政府に対しては、こんな言葉が飛び出した。
「規制委員会は(再稼働にお墨付きを与えておきながら)『安全性を保障するものではない』としている。だったら地元住民はどうすればいいのか」「政府は責任を取ると口にしているが、(事故が起きた時)どうやって責任を取るのか。カネを渡せば責任を取ったことになるのか。災害関連死も起きている。責任を取れないのに、責任を取ると強弁することが問題だ」
もんじゅ」を中核とする核燃料サイクルについても、「破綻している」「やめるべきだ」とバッサリ斬り捨てた。
 そして、最後に解説委員長が「福島原発事故では、いまだに9万人近い方が避難生活を強いられている。安全神話は完全に否定され、事故を起こすと、いかに手に負えないかを知ることになった」と締めくくっている。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188762

その番組

http://www.dailymotion.com/video/x4ql7be_%25E3%2581%25A9%25E3%2581%2593%25E3%2581%25AB%25E5%2590%2591%25E3%2581%258B%25E3%2581%2586%25E6%2597%25A5%25E6%259C%25AC%25E3%2581%25AE%25E5%258E%259F%25E5%25AD%2590%25E5%258A%259B%25E6%2594%25BF%25E7%25AD%2596_tv
(「1分ルール」が良い! 朝まで生もこのルールでやって欲しい。記者会見の質問も。 こうやってルールさえ整理して貰えれば、頭の性能の良い人たちの優秀さが際立つ。)




https://www.youtube.com/watch?v=E094pPYCvNk



https://www.youtube.com/watch?v=iOhg84zoSbA