「通り魔」ではじまり「火事」で終わる


あざみ野での展示は、搬入日に地下鉄駅で通り魔が出た。最終日は田園都市線が火事で止まった。 「通り魔」ではじまり、「火事」で終った展示でした。

アートフォーラムあざみ野は、いるだけでむかつく不愉快な施設。設計が不愉快というか運営が不愉快というか存在自体が不愉快というか。遠いし。人来ないし。利用者より役人の方が多いし。職員は公僕のくせに使えないし。使えないくせに、民間より年収200万も余計に貰ってるし。

特に感想のない今回の展示。
遊び金で博打しても面白くないってことがわかったのがいちばんの収穫かな? 大金をぶちこむなら、来月の生活できなくなるけど・・・ここは勝負だ・・・でもなんで勝負しなきゃなんないのかわかんねえ・・・いや勝てるから勝負だよ・・・でも外れる確率が高いってことはただの捨て金じゃねえか・・・いや当たるんだよ、ここは・・・・ってところで、ぶちこまないとなんの面白みもない。相対的な大金をつぎこんだ訳だが、別にそれを使ったからといってなにがどうかわるわけでもないから、ちっとも面白くない。なにより使うことについての決心がついてないから、なんともはや。この手の決心のない捨て金を捨て続けるっていうのが、20世紀初頭的な芸術だったのかもしれん。かもしれんが、そこまでの資産はないからね。