柄谷行人レクチャー1日目

Beyond the Trinity of Capital, Nation, and State
Stanford University
October 2007

lecture 1.1

1990 & Article 9 of Japan's Constitution

lecture 1.2

Theory of the 'Capital-Nation-State'

lecture 1.3

lecture 1.4

lecture 1.5

lecture 1.6

lecture 1.7

lecture 1.8

トラカレ!より)













Kojin Karatani at Stanford
Lecture 1 Handout (PDF) 38.24 KB


libertarian socialism(wkipedia)


関係あるのかないのか。
ライ・クーダーの「My Name is Buddy」を聴いて(読んで?)、「ライ・クーダーって左翼なの?」と不思議な感じだった。「ブエナ・ビスタ」にしろ、わざわざキューバへ出かけてって録ってる訳だから、そういう人なのかもしれないが、「My Name....」で打ち出されている思想が、アナルコ・サンディカリズム寄りの思想だったこと(炭坑ストには共感しつつ、選挙や党なんかあてにできないし、期待しない立場)にかなり驚いた。
日本では死滅してしまったアナルコ・サンディカリズムが、アメリカではポピュラーソングの中に盛り込まれている。アメリカって多彩だよなあ、と。
柄谷行人がFIG.1として出してるチョムスキーの図式を見つつ、「あ、なるほど」と合点のいった気分。
1968年のアメリカでチョムスキーは、libertarian socialismに希望を見いだしていたそうだが、彼の立場は、アナーキズムだった筈だ。68年にチョムスキーみたいな人がアナーキズムに共感を示していたとしたら、68年の世代であるライ・クーダーサンディカリズム寄り(すなわち、親和性をしめしながらも、基本、反=ボリシェビズムの立場)であっても不思議はないのかもしれない。

アメリカのボリシェビズムの方も細々と老人たちに寄って営まれているらしい。TVアニメ「シンプソンズ」の中で、フットボールの試合の前に共産党員の年寄が党への参加を呼びかけ、ホーマーたちに完全に無視される様子が描かれていた)


柄谷行人の英語は、日本人にはわかりやすい。スタンフォードに集まった人たちにはどうだったかわからないが。
わかりやすい英語ではあるが、やっぱり字で読みたい。講演とは言え、ひたすら原稿を読み上げているだけなんだから、原稿の方を公開して欲しいもんだ。和訳してくれるとさらにありがたい。(改稿する前に!)


柄谷行人聴いたら、また「勉強しなきゃ」って気になった。