wikipediaで何の気なしに調べてびっくりした。
大月書店版「資本論」ISBN:4272802518 の翻訳者岡崎次郎は、生死の確認がとれてないんだそうだ。
岡崎は、「これから西の方へ行く」という言葉を残して、80歳となった翌1984年6月6日からクニ夫人とともに死出の旅に出た。こういう死に方、国内でも可能なんだなあ、と心強い。「なんだかわかんないけど、死んだんじゃないの? 最近、見かけないから」ってのがいい。
全ての家財を整理し、東京・本郷の自宅マンションを引き払った夫婦の足取りは、品川のホテルに投宿したのを皮切りに、伊豆の大仁温泉・浜松・京都・岡山・萩・広島などを巡ったことがクレジットカードの使用記録から確認された。そして同年9月30日に大阪のホテルに宿泊したのを最後に足取りが途絶え、現在でも生死は確認されていない。
- 作者: カール・マルクス,岡崎次郎
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 1972/03
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (23件) を見る