radical Jewish socialists



Wikipediaで、セス・ローゲンのこと調べてたら、彼の両親は「radical Jewish socialists」だった、と書いてあった。
「なんじゃそりゃ?」と思って、ネタ元を読む。

His parents are, he says, radical Jewish socialists. "Well, they're socialists, maybe not that radical, and they met on a kibbutz in Israel. My mom's a social worker and my dad works in non-profit organisations. But they seem very radical in American terms, embracing a form of socialism that really doesn't even exist here. I mean, where I come from, communism is not a terrible word."

http://www.guardian.co.uk/film/2007/sep/14/3


キブツ」の活動家ってことらしい。
キブツ」が存続してるってのは、びっくり。
中学の頃、「コルホーズ」「ソホーズ」「人民公社」なんかと並んでいっしょに習った覚えがあるが、ソ連や中国では上手くいかずに頓挫したコミューンイズム(=共産主義)がイスラエルで成果をあげて、なおかつ存続してるっていうのは、ちょっと驚き。いや、それ以上に、「キブツ社会主義理念で運営されている」っていうのが驚き。
イスラエルっていうと、「ユダヤ教の国」「パレスチナ人迫害してる国」ってイメージなんだが、同時にラジカルな社会主義理念が根付いている国でもある?
不思議な感じ。
不思議な感じと共になにやらワクワクさせるものがある。



で、セス・ローゲンの両親は、カナダへ移住している訳だが、この経緯がもひとつよくわからない。どういう事情だったんだろ?


「キブツ」でのボランティア募集のガイドも見つけた。

キブツ生活と参加資格
○仕事内容
・食堂/調理.食器洗い、配膳など
・工場/材料運搬.製品出荷など
・農場/果樹園や野菜畑での収穫、諸作業
・牛舎/乳牛の世話など
・鶏舎/卵と鶏の集荷・鶏の世話など
・子供部屋/子供の世話.掃除など
・洗濯場/クリーニングなど
キブツの芝刈り.掃除など
キブツでの一日
・朝6〜7時には現場に集合し就業開始。1〜2時間の労働後大食堂で朝食(果物・野菜・乳製品など)。
・昼食を経て13〜15時まで就業。工場など配属場所によっては夕方から仕事が始まります。
・夜、就業後は自由時間。キブツ内の施設でスポーツやキブツ内の家庭訪問など・・・。夕食後、就寝。
○期間
・2〜6ケ月、一年を通して参加受付。
○資格
・18〜32歳。健康でキブツの理念を理解し規則を守れる人。日常英会話ができる人。
・参加時に健康診断書(英文)の提出が必要。キブツ到着後、現地でエイズ検査有り。
○条件
・宿泊(一部屋数人使用)、3度の食事、労働用衣類の無料提供。毎月小遣いを支給。
・労働は一日8時間。週6日労働(土曜日が休日の他、月3日の休暇)
キブツは労災のみ補償、各自海外旅行保険に加入。
キブツ登録料として60$の支払いが必要。

http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/inter5.html



世界は広いなあ。
若い子たち、日常英会話ができるだけで、ものすごく世界がひろがりそうだよなあ。高校通う手間で、英会話教室通った方が実りある生涯が送れそう。