ヤンキー母校へ帰れ



何度か安倍教育再生計画のなんとか担当室長に「ヤンキー先生」という名のタレントさんが入っていることについて「いくらなんでもやばいでしょ?」という文章を書いたのだけど、余りの正論振りにつまんなくて何度も消した。
 「新・後藤和智事務所 ?若者報道から見た日本?: 俗流若者論ケースファイル83・石原慎太郎義家弘介http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2007/02/post_d84c.html と、「義家弘介研究会」http://www20.atwiki.jp/mekemekedash を読んでそのままの感想なのだが、ちょっとびっくりした。いや、「ちょっとびっくり」じゃなくてすごく衝撃だった。「ヤンキー先生」っていう人、「元ヤン」たって、中高生の時の話でしょ? 最終学歴から翻って見るなら「明治学院」出のお坊ちゃん。いや、そんなことより、この人、現役教師ですらない。その教師経験もたった6年! しかも担任したクラスは、1クラスだけ! 生徒の保護者たちからの突き上げで退職してる人・・・・・どうなの? なんでそんなんで「教育現場を知る人」として国家の教育行政に関わってるの??????? と、「・・・・すごいことになってるよなあ・・・・大丈夫なの? ニッポン?」っていう気になる。「大丈夫なの?」の後ろには、「・・もう立ち直れないくらいダメになっちゃったんだ・・・」がつづく。とてもじゃないが、赤尾敏のように「ニッポンが危ない!」と吠える気になれない。ここまで無茶苦茶になっててなおかつ「保守改革」が人気が高くて・・・・ってもう再生の余地ないじゃん?

とか書いたんだが、なんだかこの手の正論をぶつのって世代的に抵抗があっていけない。でも、やっぱり何度も書いちゃうけど。いや、あまりに衝撃的だったから。「あの舛添が新憲法作ってる」ってのと同じ位衝撃だった。
ヤンキー先生が思いつきでぶちあげた教育方針に則って育った子供たちが、舛添が作った憲法を遵守しながら未来を築く国」。
・・・・・・・。やだなあ。住みたくないなあ、そんな国。優秀なスポーツ選手たちがやたら外国へ行きたがる理由がはっきりわかるよね。元美人アナウンサーたちもどんどん外国へ行ってる訳だし。優秀な学者も外国へ出たがるし。2020年代のニッポンって想像したくないもん。


と、「御伽草子」の「物くさ太郎」について書こうと思っていたのに、違うことを書いてしまった。